9/24名古屋大会 試合後コメント 潮崎を激闘突破…ジェイクがGHCヘビーV4 拳王指名で「俺が“挑戦"したい」
▼HAYATAがGHCジュニアV4もダガ急襲 吉岡は「休みをいただきます」
▼ワグナーJr.がサイコ・クラウン退け“仇討ち"V6 モリス迎撃へ
▼ベイン&ウルフがGHCジュニアタッグ奪取
▼モリス&グリーンがGHCタッグ初戴冠
▼清宮襲撃で「小川良成ふざけんな!」
▼征矢が北宮、稲葉と共闘へ
試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第0試合 ダークマッチ・8人タッグマッチ
モハメド ヨネ 稲葉大樹 Hi69 大和田侑 vs 齋藤彰俊 小峠篤司 スタリオン・ロジャース 小澤大嗣
【試合後の齋藤&ロジャース】
▼齋藤「今日ロジャースのバックドロップ素晴らしかった。これからバックスープレックスのスペシャリストになると思う」
▼ロジャース「ホントニアリガトー。ベストの人から習ったものです。これからもずっと使い続けていきたいと思っています」
第1試合 タッグマッチ
YO-HEY タダスケ vs 近藤修司 大原はじめ
【試合後のYO-HEY&タダスケ】
▼YO-HEY「みんな知ってる通り、この名古屋の大会は俺たちGLGにとって特別な大会になるんや。その中で第1試合、俺たちGLGジュニアが勝利したってのはでかいと思うし、俺たち二人だって、前回8月にやったジュニアタッグのトーナメントで敗れはしたものの、これからまた一つずつ一つずつ、だんだんだんだんとテンション高めていって、NOAHジュニアのタッグの頂、奪いにいくからな。今日はありがとう」
▼タダスケ「OK、G! L! G!」
▼YO-HEY「気合入るぜ」
第2試合 6人タッグマッチ
杉浦貴 征矢学 マサ北宮 vs 藤田和之 鈴木秀樹 谷口周平
【試合後の征矢&北宮、稲葉】
▼征矢「もう勢いを落としたくない。まだまだいけるところまで上を目指してやっていってやる。それはプライベートもすべてに対してだ。もう吹っ切れた。俺たちの世代がNOAHを引っ張っていく。ですよね? 北宮さん。いや、違うな。北宮。そして稲葉。一緒にいこうじゃねえか」
▼北宮「もちろんだよ。俺たちはこんなところで止まってるような男じゃねえんだよ。プロレスラーが、男が気を遣ってどうすんだよ? リングに上がれば対戦相手も組む仲間も五分だ。俺たちがテッペンにいくぞ」
▼稲葉「俺も上に行きたい。もっと上に…」
▼藤田「どけ、オラ!」
※と藤田が征矢を襲撃し、もみ合いながら控室へ
第3試合 シングルマッチ
ダガ vs 宮脇純太
【ダガの話】「今日の試合は楽勝だった。宮脇はまだまだルーキーじゃないか。俺は今、タッグのベルトを持っていないかもしれない。だが、俺は常に上を目指している。ライオンは狩りをしているんだ。俺は狩りをするんだ。そしてライオンは腹を空かせているんだぞ」
第4試合 タッグマッチ
拳王 ランス・アノアイ vs 中嶋勝彦 アダム・ブルックス
【アノアイの話】「こうして日本に来るということは新たなチャレンジだとわかっていた。本国に帰る前に最後、こうして拳王選手と組んで対戦相手が中嶋選手、アダム・ブルックス選手という試合ができたことをすごくうれしく思っている。だが、ランス・アノアイが日本に来るのはこれが最後じゃない。また日本に戻ってきたいと思っている」
【ブルックスの話】「初めて日本で試合をして、ツアーを終えることができた。N-1では拳王を破ったが、今日は見事に仕返しをされてしまった。全体を通してみて、この素晴らしい日本のプロレスファンの前で試合ができたことは本当に良かったと思う。日本に来たかいがあったと感じている。またいつか、この素晴らしい国・日本、素晴らしいファンの前で試合をしたいと思っている」
第5試合 6人タッグマッチ
丸藤正道 小川良成 LEONA vs 清宮海斗 大岩陵平 Eita
【清宮の話】「ふざけんな。小川良成ふざけんな。なんだよ、これ? 最後のあれ、なんだ? 俺は陵平と目指すものあるからな。俺は俺でブレずにいくよ。陵平といけるところまで、俺は二人で目指すところ決まってますよ。ふざけんな」
【大岩の話】「おい、丸藤正道。やってくれたな、このヤロー。俺がNOAHに来て初めて心の底からぶっ倒してえって思えるヤツが来たよ。お前、名前覚えたか? 新日本プロレスの大岩陵平だ。覚えとけ、このヤロー」
【LEONAの話】「あの顔を見ると負けたあの日のことがずっと頭の中で悪夢として駆け巡るんだよ。俺は言ったよ。どこまででも勝つまで…いや、勝ってもわからねえ。追い続けるぞ。まだまだだ。Eita、逃げられると思うなよ。クソ」
第6試合 GHCタッグ選手権試合
(王者組)サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー vs ジャック・モリス アンソニー・グリーン(挑戦者組)
【試合後のモリス&グリーン】
▼モリス「とにかくこの瞬間のためにいろんなことを犠牲にしてきた。家族から離れ、大事な犬からも離れ、見知らぬ日本という国でずっとやってきた。すべてを犠牲に払ったのはとにかくこの瞬間のため。だからこそ厳しい練習、試練に耐えてきた。こうしてアンソニー・グリーンと二人でジャック・モリスがGHCタッグチャンピオンになれた。ようやくここにたどり着けた」
▼グリーン「いい機会に恵まれた。その成果の結果だと思う。俺はキャリアが11年。二人でGLGというチームに入って14ヵ月ずっとやってきて、ようやくこの成果にたどり着いた。このベルトはこれまで数々のレジェンドたちが巻いたベルトだ。だから俺たちは単なるベストじゃない。NOAHで最高、日本で最高、そして世界一のタッグチームだと思う。ようやく今までの苦労が報われたと思っている」
第7試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ王座決定戦
ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ vs ニンジャ・マック アレハンドロ
【試合後のウルフ&ベイン】
▼ウルフ「ありがとう。お父さん、お母さん、ありがとう。こうして無事、新GHCジュニアタッグチャンピオンになることができた。これで4つ目のベルトを手に入れた」
▼ベイン「本当にありがとう。ファンのみんなも応援してくれてありがとう。プロレスリング・ノアにもお礼を言いたい。対戦相手のニンジャ・マック、アレハンドロ、ありがとう。俺たちがこうして4つ目のベルトを手に入れることができた」
第8試合 GHCナショナル選手権試合
(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs サイコ・クラウン(挑戦者)
【試合後のワグナーJr.、モリス】
▼ワグナーJr.「このベルトは俺のものだと知ってもらいたかった。このベルトを家族に捧げたい。それから正式にマスカラ・コントラ・マスカラ戦をやりたい。メキシコでも日本でもどこでもやってやる」
▼モリス「ワグナー、ベルトを防衛してまだチャンピオンだよな? 因縁のあるサイコ・クラウンに勝った。だが、俺たちにも因縁があるんじゃないか。仙台で俺はお前が持つベルトに挑戦して負けた。だが、俺はこうしてタッグのチャンピオンになった。トップに立ったわけだから、もう一回そのベルトをかけて戦わないか? イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vsジャック・モリス、この戦いをしようじゃないか」
【サイコ・クラウンの話】「イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、覚えとけ。俺はお前よりも上だ。そして俺は日本と日本の会場をリスペクトしている。そして日本にいることがすごく好きだ。だからまた日本に戻ってきたい。もう一度タイトルマッチがしたい。このベルトのリマッチを要求する。俺、サイコ・クラウンがお前のGHCナショナルのベルトを奪ってやる。ここ日本、NOAHのリングでな」
第9試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
(王者)HAYATA vs 吉岡世起(挑戦者)
【HAYATAの話】「遅かれ早かれダガとはやると思ってた。世界でやっていくためにダガを倒して、海外で防衛戦をやったる」
【吉岡の話】「負けた。負けたな。負けた。真正面からぶつかって負けたね。新しいものを見つけないといけないから。生まれ変わるために、ちょっとしばし休みをいただきます」
【ダガの話】「前から言っている通り、俺は最高のジュニアになるためにここに来ているんだ。俺はメキシコでもチャンピオン、アメリカでもチャンピオンになっている。だから日本でも絶対にチャンピオンになる。今見ている顔、俺こそが次の新GHCジュニアヘビー級のチャンピオンだ」
第10試合 GHCヘビー級選手権試合
(王者)ジェイク・リー vs 潮崎豪(挑戦者)
【試合後のジェイク】
▼ジェイク「何か聞きたいことは?」
――潮崎選手と戦ってみてどうだった?
▼ジェイク「8ヵ月だ。これが何の数字かわかりますか? 欠場期間。確か約8ヵ月だったはず。8ヵ月って言葉にするとすごく短いように感じるけど、本人はたぶんいろんなことと戦ってたはずだ。その中でプレッシャーをはねのけてN-1初制覇。ここまでの道のりはたぶん最短なんじゃないかな。彼はとても最短だと思う。けして遠い道のりじゃなかったけど、最短だった。けど、その中にいろんなものが凝縮されてると俺は思ってる。彼からはいろんなものを感じた。俺は一度プロレス界をやめて、潮崎豪は俺とは違うけどNOAHをやめて、また出戻って。相当の覚悟があったんだと思う。プレッシャーもあったんだと思う。受け入れられないんじゃないかとか、いろんなものとの戦いだったと思う。それでも全部それ背負って『I AM NOAH』ってずっと言い続けてる。弱いわけないじゃないですか、そんな人が。けど、俺は自分も出戻りだからこう言っちゃうけど、人間って何回でもリセットできるんだ。いつでもどこでもやる気さえあれば、そしてプランさえ練れば遅いなんてものはない。60、70になったらそりゃ体も動かなくなるさ。頭も回らなくなる。けど、それでもそんな中で変えられるものはいつだってある。挑戦できるものはいつだってある。人間なんだから俺たちは。俺は潮崎豪がそれをまだまだいろんな人に伝えることができると思っている。それはもちろんプロレスを通してだ。だからこそ俺たちは前を向いて戦い続けなきゃいけないし、何があっても勝たなきゃいけないんだよ。もちろん自分自身にだ、それは。すいません、なんか感情的になっちゃって」
――試合後、自ら拳王選手を指名して「自分が挑戦する」と言っていたが?
▼ジェイク「唯一シングル初黒星。それは拳王選手だ。何も思わないわけがない」
――あの負けが自分の中でずっと引っかかっていた?
▼ジェイク「あの負けももちろんそうだし、私はその借りを返すだけです」
――モリス&グリーンがGHCタッグを獲ったが、GLGがNOAHのヘビー級のタイトルを独占したことについては?
▼ジェイク「とても喜ばしいことです。とてもとても。彼らが望んでいたのは結果であって。けど、問題はそこからで、彼らが何を見せるか。それは俺も一視聴者として楽しみですよ」
――「プロレスには夢が詰まっている」と言っていたが、このリングでGLGとして、ジェイク・リーとして何を見せていく?
▼ジェイク「リング上で言ったとおり、少し私的な話をしてしまいましたが、誰だってやり方さえ分かれば、ある程度上のところまでいける。そこからは周りの環境と、自分の持ってる運と、そしてタイミングと。全員が全員、花開くわけじゃない、そんな甘い世界じゃない。それは分かってます。だからあきらめるのかって。それはとてももったいないことです。何度も言うけど、プロレスには夢が詰まっていて、可能性は無限大だ。これを見てるプロレスラーになりたいって思う人たちも絶対にあきらめるな。絶対に突破口はある。夜分、遅くまでありがとうございました」
【拳王の話】「おい、ジェイク。お前からの指名、当然だろ。俺はてめえを倒した。だが、俺が負けた潮崎を倒したのは本当にすげえよな。今日もリング上で言ったけど、外敵のてめえがNOAHの舵を握ってどこに連れて行くんだ? お前が行きたいところにみんな行きたいと思ってるのか? そんなことねえだろ。俺、そしてNOAHファン、NOAHを応援してくれるクソヤローどもが行きたいのはプロレス界の頂点だ。俺がNOAHの舵を握ってプロレス界の頂点まで連れていってやる」